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2011年3月 4日 (金)

啓蟄に思う

Galleryplayer20_van_gogh 春「はる」という言葉は「万物が発〔は〕る(発する)」「木の芽が張〔は〕る」「天候が晴〔は〕る」「田畑を墾〔は〕る」などの意味を持つ。天候に恵まれ、希望に溢れる季節を象徴している。

二十四節季の一つ「啓蟄」と聞くと、百姓だった親父が言っていた「“けいちつ” は田んぼの虫達がぞろぞろ出てくることで、人も本格的農作業を始めるんだ。」

3月6日頃で、具体的には、「さぁ働くぞ」と意気込み始める日のことを言う。この時期は、一雨降るごとに気温があがってゆき、春に近づいていく。日差しも徐々に暖かくなってくる。

そして春分、清明、穀雨、・・・と続く、樹木の年輪は毎年一本ずつ増える。正確には寒暖の差など気候の年周期性が明瞭な地域に生育する樹木は一年ごとに年輪を形成する。

年輪の成長量は気候などの環境要因によって大きく影響されるという。樹木に刻まれた年輪の寛窄パターンはその木が生育していた時代の環境変動を反映している。最近の地球温暖かが進んでそのパターンが狂ってしまう?

人も樹木のように年輪を刻んでいる。心身も大きく躍動する時期だ。そして鳥のように大空に巣立ちの時期4月になる。孫達もみんな元気に進学出来そうだ。そうして年輪を一つ増やし一回り心身ともに大きくなったように思える。幸せなことだ。

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