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2011年3月31日 (木)

国難は国民みんなで・・・

201103128029191y1 「われわれのエンジニアや研究者たちをもっと使ってくれれば、もっと早くに事態を収束できたはずだ。東京電力の地震後の対応にはがっかりだ」──。ある東芝首脳はこう吐き捨てた。危機的状況から脱せない福島第1原子力発電所の状況にいらだちを隠せない。

東芝には最先端の原子力技術を研究する磯子エンジニアリングセンターがある。福島第1原発とはホットラインで結ばれており、地震後も、衛星通信によって正確な情報を得られる状況だったという。「エンジニアがいつでも動けるような体制は整っていた」(同首脳)。

加えて「日立製作所の設計した4号機についても、うちのエンジニアが対応できるように考えていた」(同首脳)。日立は茨城県の日立事業所が被災している。その対応に追われるだろうと、東芝は配慮していたのだ。メーカー側は企業の枠を超えて、福島第1原発の危機に対応する準備を整えていた。

 しかし、次々と起こる危機的状況に東電と政府は混乱していた。せっかくの準備をよそに、なかなか東電や政府から支援要請の声がかからない。それでいて状況は悪くなるばかり。前出の東芝首脳がいらだつのも無理もない。

 両メーカーは、日本の原発の歴史に深くかかわってきた。日々の点検や管理などで、実際に現場で手を動かすのはメーカーである。ゆえに、原発構造に関する知見も、当然ながら蓄えている。

「東電に原子炉に関する知見がないとはいわない。でも燃料や炉心、格納容器など、それこそなにからなにまでいちばんよく知っているのは実際に図面を描いたエンジニアでしょう」。メーカー側は口を揃える。(【第50回】 2011年3月29日ダイアモンド社の記事から)

東京電力の清水社長は体調崩し急遽入院したという、昨夜勝俣会長の謝罪会見を行われ、現状は平穏を保ちつつあるような発言に、一部報道関係者、放射能で避難を余儀なくされている方に、怒りと恨みが募ったという記事が新聞にあった。

いまだに入院治療をしている社長が対策本部長であるというから一般人でも、可笑しいと思わざるを得ない。福島第一原子力発電の復旧は世界で注目されている。アメリカのニューヨーク新聞は「本部長の社長が雲隠れ」との見出しまでついたという。

素人の私だが、何故メーカーの東芝・日立の技術部門に救援を要請しなかったのか、また東芝・日立が支援の申し入れをしなかった?のか不思議でならない。適切な処置は遅れれば遅れるほど、被害が大きくなる。国難は、国民みんなで対処すべき問題であるのは、いうまでもない。

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