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2011年3月13日 (日)

自分の本質を知る

05sikotuko31 突然だが、自分が死んだ光景を想像してみたことはありますか?死があってこそ生きていることを認識でき自分の本質を知るこができる。

世の中には確かに「死ぬ」ことよりも苦しいことはたくさんある。人間に残された最後の自由であり、安全地帯でもある。だが、そこは行き止まり。その先には何があるか判らないし、戻ることは出来ない。それを考えると、今がどんなに辛く苦しくても、その先の明るい未来を信じて生きていくのは幸せなことなのだ。

イチローは、「自分を殺して相手に合わせることは、僕の性に合わない。まして上からいろいろ言われて、納得せずにやるなんてナンセンスだと思います。」という考え方もある。

しかし、私は、自分自身を変えようとするなら、まず自分自身を殺さなくてはならない。自分自身が正しいと思うことやこだわっていることなどは、大したことではない。自分を成長させたいなら、常に周囲にアンテナを張り、過去の自分を殺し、新しい何かを身につけて、その繰り返しが成長だ。

個性のない、優柔不断な性格で面白みがない人間で、平凡な(毒にも薬にもならないかも知れない)生活ができれば、非凡だと思う。逆に自分を変えようと思ったら、「自分を殺す」くらいの気合いがないと上手くいかないとも言える。

自己研鑽を続け、自分を殺して(無にし)続けてもなお残るもの、それはまさしく、自分自身の本質であり、誇りである。それは大切にするべきである。謙虚な気持ちで自分を成長させていく過程で、自分の本質(本来の姿)探しも出来てしまう。

自分の本質に向うことは、恐れでもあり、喜びでもある。無限のパワーを授かることができ、平和な心でいられると思う。

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