« 人生の終え方 | トップページ | 閣僚の失言と国会審議 »

2010年11月18日 (木)

子供は大人の行動を真似る

0912311 隣の家に来て三年経った家族がいる。三歳と一歳の男の子がいる。私が家の周りを掃除していると、一緒になって、箒を持ち出し真似をする。あるとき外に出ただけで、箒を持って箒で掃く真似をした。

子どもというのは、親の言うことは聞かないが、やっていることに真似をする。親が勉強していないのに、いくら勉強しろと言っても駄目である。親が本を読まないのに、どんなに子どもに読むように言っても無理である。

どういう訳か隣の子の母親は、あまり外で一緒に遊んでいる姿を見ない。よく外に出る私を見つけるとやって来て私のすることを見ているようだ。

子供は、大人の行動を良く見ているものだと思う。私には、孫が四人いるが離れたところで暮しているので、たまにしか合うことが出来ないので心配だが・・・。

昔は、三世代家族が普通だったが、子供・孫の躾や・教育は親だけでなく、お爺さん、お婆さん、兄弟、近所の人たちに育てられたので、悪いこととは何か、良いことは何かが自然と教えられていた。

最近学校問題で、モンスターペアレントと呼ばれる先生の敵がいるのも、こうした環境から自然発生しているのだと思った。公園で遊んでいる子供達で悪いこをしていても注意しない大人達がいる。

最近栃木の桐生市で12歳の小学校生の女の子が自殺した。学校では“いじめ”があったことは認めたが、自殺との関連は分からないとの校長の話である。しかし、給食はたった一人で食べされていていたという。先生はそれを認めていた。

一体、教育者である校長・担任に先生は、子供の頃の生活環境はどうだったのか?給食時の差別は子供とってどれだけ辛い、孤独感があったのかと思うと、「しっかりしてよ先生!」といいたい。

教育とは、学門は勿論、豊かな心と強靭な体力を鍛えることにある。そこには、連帯感・協調性など、人間社会がより幸せな社会に貢献することにある。

« 人生の終え方 | トップページ | 閣僚の失言と国会審議 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子供は大人の行動を真似る:

« 人生の終え方 | トップページ | 閣僚の失言と国会審議 »