嬉涙より悔し涙を流せ
呟きの野村元楽天監督が言っていた言葉が思い出す、先だってプロ野球ドラフトで、読売ジャイアンツ原監督は、中央大沢村投手を1位指名した。今までの努力が報われたとの思いで、感きわまったのだろう。
沢村投手のインタビューで涙を流して喜んでインタビューに答えていたのを見て野村氏は、「人間はうれし涙を流してはいけない、悔し涙を流せ」と言う。
実力の競争の世界である。自分で決めた高いハードルに挑戦していく、ハードルは見えないほど高い。プロ野球では勝つ度に、一々泣いていては前に突き進めない。なりふり構わずトップを走る覚悟が必要だ。そこには挫折することもあるだろう。そこで悔し涙を流し、再度挑戦する姿勢がだいじだ。
これからの野球人生の階段で一段登るたびに、嬉しさで泣いていていては登るスピードは落ちる言うことだと思う。
人は、悲しいときも、嬉しいときも、感情的な原因で涙を流す。こうした感情的涙は、人間特有の現象だ。感極まって涙が流すことは、誰にでもある。
感情的な涙の原因は脳内ホルモンの一つで「エンドルフィン」が増加することから、泣くとすっきりする。どうやら涙に精神的なストレスを解消する働きがあるようで、思いっきり泣いたあと、気分がすっきりした経験をもつ人は多いようだ。
私も嬉しさで涙を拭きながらのインタビューを観た。この涙を流したことを忘れずにジャイアンツの投手として活躍を見守っていきたい。
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