企業で働く人の心得
会社力研究所代表:長谷川和廣氏の出世心得?を読んで・・・不況が長引く現在、次々と経営再建請負人的長谷川和廣氏の実績で、有名になった人物である。その考え方が納得したのでそのひとつであるが、記してみた。
これからの世の中で、絶対に伸びない人間は次の四つのタイプがある。(1)怠惰・ルーズな人(2)信用がない人(3)弱い者に高圧的に接する人(4)チャンスを目の前にして何も行動を起こさない人。
これらすべての人を“横着者”と呼んでいる。高度成長期では、このような人たちでも無難に定年を迎えられた。なぜなら世の中がどんどん成長する“上りのエスカレーター”のような時代だったからで、立っていれば世の中が勝手に上のほうまで運んでくれた。
しかし、今は下りのエスカレーターの時代。必死で足を動かしても、なかなか上りきることはできない。そんな時代に「横着して停滞している人」は、その場に留まるどころか、どん底に近づいている。
「特に企業は、そんなタイプの人を嫌がる。部下の手本にならないどころか、部署全体のモチベーションも下げてしまう危険性がある。対外的にも評判が悪い、利益を会社にもたらすようなチャレンジをしない。
そういう人が突然変わることが出来るのかと言えば、あると言う。横着者というのは仕事の面白さをわかっていないだけで、面白いと思っていないから、仕事を自分から遠ざけようとしている。しかし、こういう人たちに仕事の楽しさを教えることは本当に難しい……
それはなぜなのか?一度、体力と知力の限界まで仕事をしてみる決心が必要だからだ。横着者は今まで真剣に仕事をした経験がないので「仕事の勘所」というものを掴んでいまない。だからよけいに仕事がつまらなくなる。
そんな負のスパイラルを断ち切るには、ハードワークをしてみるのが一番。このハードワークにはもうひとつの効果がある。上司や部署内の人間たちに『お、彼はこの頃、変わったな』と思わせる。すると不思議なもので、周りの評価が上がれば、本人も仕事が楽しくなってくる。
仕事に工夫は必要だが、楽をして給料は上がらない。どうせやる仕事なら楽しくなる努力をすることだ。そう思ったら、すぐ実行することで、行動しなければ結果は出ない。このことはサラリーマンに限らず、人間生きて行くための基本中の基本であると思う。
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