「こなから」という言葉
NHKラジオ深夜便で、小椋桂さんから聞いた言葉だ。小椋佳さんの説明で「こなから」と覚えて明日辞書を引いて見ようと思った。しっかり頭に記憶させ就寝したはずだったのに・・・、目が覚めたら思い出しても頭に浮かばない。今日になって、そのことが気になり必死で、NHKの再生web探し聞いて『こなから」とようやっと分かった。
『こなから』とは日本国語大辞典
半分の半分。四分の一。四半分。特に、一升の半分を更に半分にした量。二合五勺。転じて、少量。おもに酒・米に使われる。【小半・二合半】
江戸時代は、昔から「こなから」のことを酒を飲むには、『 このくらい(二合五勺)にしておくのが ほろよい気分の適量 』とされ、『「こなから」ちょうだい!』とか、『「こなから」にしておきなさい!』って使うのだという。
【二合半坂】
二合半坂という名の由来には、 諸説あります。 坂の標識には、 次のように記載されているという。
「再校江戸砂子」という資料には、 日光山が半分見えるためと書かれています。 なぜ、「日光山が半分見える」と「二合半」になるのでしょう。 このことについて、「新撰東京名所図会」での考えを紹介しましょう。
富士山は麓から頂上までを十分割して 一合 ・二合・・・と数えますが、西側に見える富士山と比べると日光山はその半分の高さ (五合)に見え、 その日光山がこの坂からは半分しか見えないので五合の半分の二合半になるという考えです。
この他に、あまりに急な坂であるため一合の酒を飲んでも二合半飲んだ時のように酔ってしまうからという説もあります。(千代田区設置標示板より)
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