大学生の就職が深刻だ
大学生就職内定率 過去最低という。来年の春に4年制大学を卒業する予定の大学生の就職内定率は、先月1日時点で、57.6%と、「就職氷河期」と呼ばれた平成15年の同じ時期を2.6ポイント下回り、過去最低になったという。
文部科学省と厚生労働省は、来年の春に4年制大学を卒業する予定の大学生の就職内定率は57.6%で、去年の同じ時期に比べて4.9ポイント低くい。
この時期の就職内定率としては、これまで「就職氷河期」と呼ばれた平成15年の60.2%が過去最低だが、今年はそれをさらに2.6ポイント下回り、14年前に調査を始めて以降、最も低くい。
大学生の雇用情勢が非常に厳しいことを示しており、政府は、業界団体などに対して、追加の求人募集を行うことや、卒業後3年以内は新卒扱いとして採用試験の対象に含めるよう働きかけているというが・・・
いま、大学進学率は50パーセント以上である。猫も杓子も大学である。昭和32年に集団就職の時代に、私は高卒、就職したのだが、その頃は大学進学率は17パーセントぐらいだった。就職難で高校を卒業しても、就職出来なく半年ぐらい浪人していた経験がある。
大学は、その当時から比べれば数は多くなっているが、大学の維持・経営で相当レベルが落とさないと、入学希望者がいないのではないのか?・・・大学は出たけれどそれだけの教養・専門知識・一般常識で、はたして今の厳しい企業戦争に貢献する(戦力)ことが出来るのか心配することは私だけでないだろう。
昨今、確かに景気は低迷いているが、大学生は企業が求めている戦力に耐ええる能力を確保しているのかどうか、世の中が悪いという人は多いが、それだけではないと思う。
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