« 心豊かに人生を送る方法 | トップページ | 樹木葬のこと »

2010年11月25日 (木)

北朝鮮を諌めるのは中国

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

09oga_akanegumo11 北朝鮮のいきなりの砲撃は、国際感覚では通用しない、ならず者国家である。それを中国がかばうという事には、多くの国々が賛成しかねるところだ。

しかし、大所高所から見るとそうでもないと思う。我が侭坊主を大人がよってたかって、縛ってしまたら、もっとエスカレートしてしまう。確かに北朝鮮は一部の指導者によって、多くの国民が犠牲になっていることは間違いないが・・・。

三代続く?独裁国家で、その三代目の金正恩氏に権力の移行という、見方をする人もいる。だからといって、何をやってもいいことはない。国民を力で抑え込むのは出来るとしても、他国を軍事力で脅かすことは許されるはずはない。

また、暴走が始まったかと、中国はしかめ面で見ているだけで、こぶしは押さえている。中国そのものも一党独裁国家であるのだから、共通するところがあるからだろう。

金日成という神様的存在は、かっての日本の天皇崇拝の思想に近い。北朝鮮の指導者の意に反する人間は権力で、徹底的に排除してしまう。そのため、反動分子の見極めには、相当神経を使っている。

そんな体制は長く続くとは思わないが、今の独裁体制を変えるには、中国の役割が大きいと思う。そして、アメリカの存在である。まずは米国と危機感を共有することが大切だ。今回の北朝鮮の暴挙意外にも、テロの怯えているアフガン・勝手に核開発を行っているイラン・政情不安定なイラクなどがある。

最後は、国連役割が大事であるが、安全常任理事国である中国が反対では、解決できない。このまま、北朝鮮に甘い態度では禍根を残す。中国は北朝鮮を6カ国協議の席に座らせ、話し合いの場を作ることが、国際世界から、強く求められている。

いかに中国の友好国でも北朝鮮の脅威を看過すれば、国際社会を危険にさらすことになる。今回の砲撃事件でも中国は慎重な姿勢だが、安保理常任理事国として、6カ国協議議長国として、北朝鮮に厳しい態度で臨むべきである。

 

« 心豊かに人生を送る方法 | トップページ | 樹木葬のこと »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮を諌めるのは中国:

« 心豊かに人生を送る方法 | トップページ | 樹木葬のこと »