睡眠
「暗くなったら寝て明るくなったら起きる」自然と生きる、脊椎動物である人間の生活の原点である。「規則正しい生活」「生活のリズム」は健康の秘訣である。
24時間では、足りない現代社会、健康に生きるには睡眠が大事だ。今朝目を覚ましたら、そんなことを考えた。
睡眠は人生の約3分の1を占める。そう考えると、随分の時間を寝て過ごしている。睡眠は、もちろん体の疲れを取るために必要だが、もっとも大事な点は脳を休めるためということである。また、睡眠中はさまざまなホルモンが分泌され、体を修復し、新陳代謝を促して、日中の活動で疲れた身体を効率よく修復する。
睡眠には免疫力を高める役割もある。睡眠不足が続くと、自律神経のうちの交感神経が過度に緊張し、イライラの症状・注意力低下・判断力低下・作業効率の低下などの症状が出る。
睡眠は脳が休息するための大切な時間である。身体の疲れは横になって休むだけでもある程度回復できるが、脳は起きている間中働きっぱなしで、眠ることでしか休息できない。
睡眠にはリズムがある。心身共に深く眠っている「ノンレム睡眠」と、身体は眠っているが脳は覚醒状態の「レム睡眠」を、ワンセット約1時間半で、ひと晩に数回繰り返している。夢は、レム睡眠のときに見るといわれている。
睡眠時間はどれくらい必要?睡眠の必要量にはかなりの個人差があり、年齢・日中の活動度・体調などによっても大きく変わる。基本的には、日中眠気がなく、ふだんの生活をするのに問題がなければ、睡眠時間にこだわる必要はないといわれているが、むしろ、どれだけ熟睡できるかという、睡眠の質のほうが重要である。
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