落ち葉を見ながら・・・
紅葉も終わりに近づき、風の吹き溜まりには、重なり合って積もっている。そして、風が吹くたびに、はらり---と、また一枚落ちる。ゆっくりと道を歩きながら、その光景を見るたびに思う。今年もまた、この季節が終わるのだと・・・。
今年も、大きなうねりのあった、忘れたいが忘れれられないこともある。そして嬉しかったことも楽しかったこともあって、抱えきれないほどの思い出が作られた。
その思いでは全て、偶然に偶然が重なってできたもの、偶然に偶然が折り重なって、思い出になる。人それぞれに時間がながれている。それが偶然重なり合ったとき、この道に、落ち葉が散るように、偶然重なっている。
運命なんて信じないが、あえて言えば、運命とは偶然が重なり合って出来るものだ。ちょっとした選択の違いで、「今とは違う、もう一つの今」を過ごしていたのだろう。だから上手く重なり合った偶然を人は運命と思うのだ。
運命は変えられないと、よく人は言うけれどそんなことはない。進む道を慎重に選べば、理想の道は開ける。ただそれだけのこと、たったそれだけのことで幸せになれ、そして、数え切れないほどの思い出を作ることができる。
そうして一つの季節がすぎて、また次の季節がやってくる。来年も、こんなことを考えながら、この季節の終わりを迎えるのだろう。この落ち葉を見つめて・・・。
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