小学校で英語教育
今日の(11月3日)NHKラジオ番組「近未来からのメッセージ~英語とどうつきあえばいいの?~」を聞いて・・・
新たな学習指導要領に基づき、来年度から小学校5、6年生で外国語活動(英語)が必修となるが、小学生ばかりではなく、最近では幼児を対象にした英会話授業も広がりを見せ始めている。
明治維新後の日本人が東京語を学ばざるを得なかったと同じで、これから先、日本列島の外でも通用する人となるための必要条件だ。通訳を介して恋愛はできないが、それと同じで通訳が頼りでは真の仕事はできない。
日本人は聖徳太子の昔から漢文を勉強した。しかし大陸の人は大和言葉など習いもしなかった。東アジア共栄圏を夢みた人は「同文同種」といったが、それは漢文が共通語の同文であった。
日本が東アジア共同体と言い出すと、東アジアでも共通語は英語になるだろう。現にでもベトナムのハノイで10月30日、東南アジア諸国連合(ASEAN)「東アジアサミット」(EAS)が開かれたが、共通語は英語である。
これだけ、世界がグローバル社会化する21世紀、日本人が英語を習うのは、外国語を習うのではない。英語が世界の共通語だから、地球社会の市民として標準語を学ばざるを得ないと思う。
「外国語教育の前に日本語教育を立て直すべきではないか」との指摘もあるだろうが、国際化に対応した人づくりを目指し、加速しつつある英語の早期教育が必要だ。
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