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2010年11月12日 (金)

子育ての基本

S121 12歳の少女が自殺?まさかと思うが事実である。どうもいじめが原因のようだ。
いじめをみんながしているから自分もした。悪いことと少しは思ったが・・・。また、いじめをしないと、友達に自分がいじめられると思った。よく有りそうな話である。

親が子供にしてはいけないことと、善いことを教えることが子育ての基本であるが、このごろ若者の間で起こっていることで、善悪でものの判断をしないで、みんながしていることが善いことであるという判断する。

たとえ悪行であっても、みんながしているとそれは悪行ではないという。親が子供に善悪をきちんと教えていないと、その子が成長して大人になっても、善悪を教えられる親にはなれない。

親の身勝手なふるまいのために、子供の心が寂しくすさんでいき、善悪の判断ができないままに、さまざまな事件を引き起こしてしまう子供も多くなった。

凶悪な事件が多発している、人は善悪をわきまえずに自我欲望のおもむくままに行動していれば、自分さえも見失ない、気がついたら立ち直れないほど酷い結果になる。

そして、お金に目がくらんでしまうと、本来のお金が異質のもの、マネーに変身して、人は価値観まで変わってくる。また善悪の判断ができなくなる。

世の中の親の生きざまを子供達は見ている。親の行動が成長していく子供達の社会生活における善悪の判断に影響する。親の後ろ姿を見て子は育つと言うが、日常の親の姿から子も自然と善悪の道理を学んでいくのだ。

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