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2010年11月10日 (水)

2010APEC横浜のこと

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06oga_toga11 2010年APEC横浜は、11月7日から14日まで開かれている。世界的な不況が長引き、アメリカの中間選挙で、民主党の歴史的敗北という原因と言われる失業・雇用の問題が大きいと見られている。日本もご他聞にもれず、失業・雇用の問題は、菅政権でも第一に取り上げている課題だ。

APECが横浜で開かれている。今回は中国の胡錦濤国家主席が出席するかどうか、関心事だったが、どうやら出席するとのこと、はたして日中首脳会談がもたれるかこれまた関心事だ。北方領土訪問をしてロシアの領土を主張している?メドベージェフ大統領との日ロ会談はあるのだろうか・・・

いやがうえにも、グローバル化した世界経済のなか、日本の生き残りに賭けるAPEC横浜である。TPPと言う大きな堰?を乗り越えないと日本は取り残されてしまう。問題は農業分野である。早速農業団体は、TPP参加反対の狼煙を上げてデモがあった。

民主党議員の中にも推進派・慎重派入り混じっているようだが、菅直人首相は、市場開放と農業再生との両立を目指す「平成の開国」を掲げる。前途多難だが、迅速に実現する具体策を打立て、世界の潮流に乗らなければ、それこそ日本沈没してしまう。

APECとは・・・アジア太平洋地域の発展のため経済協力などを協議する枠組み。貿易・投資の自由化、テロ対策などテーマは幅広い。日中韓、米、豪州など21か国・地域が参加。参加国全体の規模は人口で全世界の45%、国内総生産(GDP)で60%になる。

TPP=環太平洋経済連携協定とは・・・2006年にできたチリ、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイの4か国の自由貿易圏を母体に、豪州や米国など、現在は計9か国で拡大交渉を進めているEPA。農業分野を含めて貿易自由化の例外を原則的に設けず、100%の関税撤廃を目指している。

EPA=経済連携協定とFTA=自由貿易協定とは・・・EPAは・・特定の国や地域との間で、工業製品や農産物の輸出入時にかかる関税をなくすほか、人の移動や投資をしやすくしたり、ブランドの価値を守るルールを決めたりする。その軸となるのがFTA・・関税や制限的通商規則の撤廃などを決める。日本は東南アジアや南米を中心に11か国・地域とEPAを締結、韓国や豪州と締結に向け交渉している。

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