昭和の巨星また一つ消える
作詞家、星野哲郎さんが亡くなった。作られた作詞は、4800曲以上だそうだ。そのうちには大ヒットして、一流歌手になった人は多い。
その中で人生の応援歌ほとんどという。そのことから見て、「努力から出る人間味」である。人は、若いときの自分を振り返り「『男なら人のやれないことをやれ』」という歌詞に何度勇気づけられたことか」とか、『三歩進んで二歩去がる』と言う言葉で、いろいろなことに、諦めないで挑戦できた、と聞く。
古希を過ぎた私も、人生を生き抜いてきて、何度も折れそうなになった心を立ち直らせてもらったか分からない。この人の歌詞は、私にとっての応援歌であった。そして、「色々な曲から、自分で切り開いて進んで行くということを教えられた」という人は多いと思う。
星野哲郎さんは生前、作詞家としてのあり方を問われると「不器用な人ほど努力する。そこから人間としての味が出る」と語り、「僕が詩を作るというよりも、相手が作らせてくれているんです」とも話している。
手がけた作品数は4800曲と言われているが、未発表曲がまだ1000曲近くあるそうだ。よく耳にしていた曲はその一部なのだ。昭和の巨星がまたひとつ消えた。
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