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2010年10月30日 (土)

難しい日・中首相会談

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282_field111 ベトナムのハノイで東アジアサミットなどで会議が開かれる機に、何とか日中首相会談を実現し、尖閣諸島沖の衝突事件で悪化した両国の関係修復しようとお膳立てをしたが・・・、日本の要求は中国側が、拒否することで、頓挫してしまった。

「日本が首相会談の実現に必要な雰囲気を壊した」と中国側は主張している。外相会談では「東シナ海問題で尖閣諸島沖問題で、中国の立場をゆがめて発表した」・「他国と手を結んで尖閣諸島の問題をあおった」と指摘したという。

これに対し日本政府高官は、中国側が会談を拒んだのは「中国の国内事情」にあるという。首相会談を働きかけたのは日本側である。中国の胡錦濤 国家 主席が11月に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議の首脳会議を欠席する事態だけは避けたい日本政府の思惑がある。

これに対し、中国政府は、「何とか修復軌道に乗せたい」と首相会談を前向きに検討していたのだが、中国内陸部での反日デモが頻発して、会談に批判的な声があった。

その背景には中国内陸部の経済格差の拡大などの社会矛盾への不満があり、政府が日本に対し弱腰と受け止めれば、反日は名を借りて、政権批判は広まってしまう恐れがあるからだだろう。

首相会談が実現しなかったことで、東シナ海のガス油田共同開発条約交渉・レアアースの日本向け輸出などの問題が遠のくおそれがある。そして、胡錦濤 国家主席のAPEC首脳会議出席が危ぶまれてくる。

国内事情は難しい問題を抱えている中国であるが、世界第2位の経済大国である。自国の実利的な利害関係を優先しての挑発行為は、「中国は覇権主義の道をとらない」とした、日中共同声明の立役者・周恩来首相の言葉がある。”一衣帯水”。大国のプライドを失ってほしくない。

一衣帯水 意味
一筋の帯のように、細く長い川や海峡。転じて、両者の間に一筋の細い川ほどの狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接しているたとえ。

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