真実が知りたい
真実とは、虚偽の反語。本当のこと、偽りでないこと。歪曲や隠蔽や錯誤をすべて排したときに明らかにされる事をいう。
科学関係の真実とは、ほとんど客観的に数値など判断できる。文学分野では、理性的な事実や他人による視点と本人の心との葛藤で使われることも多い。社会関係で真実とは、そのときどき、とくに立場で用法自体が異なる。
哲学分野では、真実は重要な考察の対象となっている。たとえば、「真実は複数あるが、事実は1つしかない」のように良く言われる。多くの場合、真実は事実に対する人の評価を伴う。そのためしばしば、「信念」や「信義」と連関する事がある。
大阪地検特捜部検事による証拠の改ざん事件の真実を解き明かすことは、前田検事の真意(信念)は解明することにある。上司の特捜部長と副部長による犯人隠避容疑の真意も解き明かさねばならない。
証拠の改ざんは、村木さんに容疑がなかったことを覆い隠すための事後の工作だったのではないか。最初から不都合な証拠を隠し、冤罪を生んだのだとすれば、その罪はより重い。
何の目的で歪めた捜査したのか、正義と中立公正な判断が求められる検事の心得は十二分に分かっている人間であることは必須である。全容解明し真実を早く知りたい。
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