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2010年10月26日 (火)

恩は遠くから返せ

041 「親父の小言」というのがある。・・・大聖寺 暁仙 (福島県大聖寺 昭和三年)

いろいろなことが書いてあるが、その中で一番好きな一文が「恩は遠くから返せ」という一文で、人から受けた恩は、恩返しとわかるような返し方をするのではなく、さりげなく、しかしきちんと返すことだ。

私はこの言葉が重みがあり、奥が深い意味があると思う。その上、もっとも日本人らしい考え方、行動の仕方が心に響いている。生まれも育ちも、同じ地域に住んでいると、自分の生き方が子供の人生に大きく影響するのが良く分かる。

世の中に出て働き、結婚生活を始めると「昔おまえの親父に世話になったから、」という親父の行った行為の代償が思わぬところで受けるという、ありがたさが感じとれることがある。

また「おまえの兄貴の世話になったから」というのもある。親がきちんと生きていてくれたからこそ、その徳が子供である私に返ってきてくれているのだ。そうやって自分もしてもらった恩は、その人に、その人に返す機会がなければ、その人の子供や関係する人に返していかなければと思う。

自分がしっかり生きていくことは、後に生きていく子供達に生き方を見せ、教育するということだけではなく、子供達の為に世の中に恩を返しつづけて生きていくということではないかと思う。

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