今自分が存在すること
昨夜(5日)のNHKラジオ深夜便で作家の新井満さんが話されていた。今自分がいるのは二人の両親がいて両親の4人の祖父・祖母がいて、更にその親が8人の親がいて・・・10代遡ると千人の先祖がいる。
そして20代遡ると、百万人の先祖がいる。つまり自分が現在生きていられるのは、その先祖がいたからで、その内の1人でもいなかったら自分はこの世の中に存在しない。だから今生きていられることに感謝し、しっかり後世に繋げる使命があるという。(眠気に負けてぼんやり・・・)
そうかも知れない、奇跡かも知れないが、何かの「使命」をもって生まれてきたのだ。誰でも必要のない人間は生まれないし、無駄な人間はいない。
どんな罪悪人の両親からでも生まれたときは、みんな同じで、生育の過程環境で、人それぞれに違った個性として確立していくものだ。
短い人生であるが輝いて生きていたいものだ。人間いつか死を迎えることになる。最後の最後まで、輝いていきたいと思う。紅葉は高い峰より燃えて徐々に麓に下りてくる。
輝いて、畑にふりそそぎ燃え尽きる。そして鳥になり、宇宙の星になる。死んだ後には何も存在しない。その星の光はすでに消滅している星があるように、光の速さで何十億光年先にいるかも知れない。
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