どうなる景気
私のネット・新聞・テレビニュースなどのから判断であるが・・・よく分からない。
日立製作所など電機大手8社の2010年4~6月期連結決算が30日、出そろった。エコポイントを追い風に薄型テレビなどデジタル家電の好調を受け、NECを除く7社が最終黒字に転換。東芝が4~6月期として過去最高の営業利益を記録するなど、金融危機で急降下した前年同期からV字回復を達成した。
デジタル家電向けの半導体の需要も拡大。東芝は半導体事業の営業損益が222億円の黒字となり、前年同期の362億円の赤字から大幅に改善。新型端末の需要も取り込み、期初想定を72億円も上回った。
ただ、今後の見通しについては、「欧米経済に減速感があり、先行きは不透明」(東芝の村岡富美雄副社長)と、頼みの外需の失速も懸念材料。
国内では家電製品の消費を下支えしてきたエコポイント制度が年内に終了することもあり、5社が11年3月期の業績予想を据え置いた。
日本の自動車産業では2年ぶりに1~6月でアジア・中近東輸出が好調で62パーセント増である。そして国内エコカー減税新車購入補助金の対象車が多い普通乗用車が85パーセント約240万台で、国内生産台数484万台で約半数である。
と自動車・電機各社は好調の言えそうだが、この好調さはいつまでも続かない、自動車の補助金も9月いっぱいだ。そして為替は15年ぶりに1ドル85円台と円高が進んで輸出関連企業は不安はつきまとうところだ。
中国に進出している自動車各メエーカーは、従業員の賃金値上げ要求が厳しく、予断を許されない状況である。アメリカの財政赤字は過去最大の1兆6000億ドルになる見込みだそうだ。これは景気の回復が遅れて、税収の伸びが抑制される一方で雇用対策で歳出が膨らんだためという。
この日発表された米経済指標は、第2・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比2.4%増と、第1・四半期の3.7%増から減速しアナリスト予想の2.5%増を下回った。
30日の米株式相場はほぼ横ばいで終了した。米経済指標がさえない内容となったものの、好調な企業決算が経済指標の影響を相殺する格好となった。月間ベースでは主要3指数がほぼ7%上昇し、1年ぶり好成績となった。
という状況だが一般庶民には、まったく予想がつかない。戦闘が続くアフガニスタンで、今月のアメリカ兵の死者は60人を超えて2か月連続で最悪を記録し、タリバンが攻勢を強めるなか、戦況の悪化を示すなどで景気に影響がどうでるか・・・。また、東南アジアの動向特に中国の国内の動きにウオッチしたいところだ。
夏枯れ?・・・東京株式市場の薄商いが続き、東証1部の7月の売買代金は、1日平均約1兆2500億円と、2005年1月以来、約5年半ぶりの低水準まで落ち込んだ。
市場では「政局や景気の先行きが不透明で、個人投資家を中心に様子見姿勢が強まったため」(大手証券)との見方が多い。(読売新聞)