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2010年6月 8日 (火)

小鳩体制から脱却

15401 マスコミ関係の緊急世論調査で新菅首相の支持率は60㌫台前後である。民主党に期待する人も大分取り戻したようだ。

政界のドン小沢一郎前民主党幹事長の時代は終った。そして昨年自民党政権から「小鳩」態勢の民主党も新菅直人首相になって民主党執行部の人事も小沢氏に距離を置く考えの人と言われているで固まった。

幹事長には、新党さきがけ時代から行動を共にしてきた枝野幸男行政刷新相を起用した。選挙対策委員長には、枝野氏同様、小沢氏に批判的だった安住淳衆院安全保障委員長を充てた。

枝野幹事長は記者会見で「党運営の徹底した透明化を進める」と表明した。小沢氏の影響力を排除しつつ、参院選に向けて党を立て直すことの配慮からだ。

政策調査会の会長ポストを復活させ、小沢氏に距離を置いてきた玄葉光一郎衆院財務金融委員長を起用した。異常な「党高政低」との批判をかわすことに力点を置いたの人事でスタートすることになった。

新菅直人首相に期待するものは大きいが、米軍普天間飛行場移設問題・政治とカネ問題をどう裁くのか、国民は注目している。重要問題の集中審議応じないで「数の力」に頼り、審議を軽視するような国会運営のあり方も見直す必要がある。

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