玄米は「糖尿病になりにくい」
「糖尿病」・・・私も医者から、「糖尿病予備軍」といわれた。厚生労働省の調査によると、医療機関で治療を受けている糖尿病の患者さんと、その糖尿病の予備軍は、国内で約 690万と推定されていて(1997年の患者調査)いるという。また10人に1人というデータもある。
あらゆる病気の起因となっている糖尿病、薬を使わない糖尿病の対策商品が出回っているが決定的なものはない?やはり生活習慣病といわれるように日常の食生活の改善が必要なことだ。糖分控えめ、美食は禁物、適宜な運動など、腹八分目など、分かっているが出来ない人たちが多い。
そこでJ-CASTニュースにこんな記事を見つけた。「玄米と白米 どっちがベター?」と、玄米の方がベターという結果が出たというのだ。白米ご飯は食べるほど糖尿病になりやすくなり、玄米は逆に、食べるほど糖尿病になりにくい。
玄米がベターな理由については、血糖値の上がりやすさを指す指数のグリセミック・インデックス(GI)が白米より低いことを挙げている。
白米は、精白過程で、もみがら、ぬかを取り除いており、そこには、糖分の消化・吸収を遅らせるとされる食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれている。とすると、白米ご飯は、あまり食べるべきではないのだ・・・。
高血糖を予防するには、GIが低い方が確かに望ましい。玄米に切り替えることも考えた方がいいことは、賢い日本人は当に分かっていることである。それが出来ないのが現状である。また、遺伝的な体質の人もいる。
玄米は、低GIによる即効性から白米に混ぜるのはいいとしながらも、調理が難しかったり、胃の中で消化しにくかったりするマイナス点もある。
一般的に言えることは、日本人の食生活が欧米化され、菜食か肉食に変わってきたことの原因だ。そうだからといって一挙に昔にかえって、「玄米菜食」とはできない。
私は、「多種類の食物を摂る」が最も大事だ事だと思う。青みの魚、酢の物、ヨーグルトなどのほか、みそ汁、納豆などの食べ物も低GIだとされる。また、食物繊維が豊富な野菜などを食べても、同じことになるという。
工夫次第で、健康的な食事にできるはずである。しかし、日本では、低GIの調理法や食べ方を続けると、糖尿病のリスクが低くなるという研究がまだないという。そんなデータを取る研究をしていかないといけないだろう。
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