沖縄負担を全国各地で
読売新聞によると、政府は8日、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、同飛行場や米軍嘉手納基地の飛行訓練を鹿児島県・徳之島のほかにも全国各地に分散移転させる方向で調整に入った。
同飛行場の県外移設が困難となる中、沖縄の負担軽減策の柱としたい考えだ。しかし、米側がどこまで応じるかは不明な上、沖縄側や移転先自治体が納得する見通しも立っておらず、実現性は不透明だ。
北沢防衛相は8日夜、長野市での会合で「沖縄で活動している(米軍の)ヘリコプターや飛行機の訓練を日本全国へ散らし、『半分になった』『4割方減った』と沖縄の皆さんに実感してもらえるような案を今作っている」と明らかにした。
鳩山由紀夫首相の公言で普天間移転は、日本領土以外か、最悪でも県外を考えていると言っていた。それが徳之島に一部移転で協力をとりつけるため、余りにも遅い行動手段をとった。そして、7日に首相官邸に3町会長を招いて要請した。しかし聞き入れなかった。
私も、日米安全保障条約は日本の国益を考えても重要なもので、国民の安心・安全を保障し日本国民としても75パーセントが沖縄に負担させて言い訳はない。この事を最初からアピールし、九州に限らず北海道含めて、分散し、日本全体で痛みを分かち合うことが最も理屈にかなっている。
素人の私が、最初から思いつくのだから、何故今頃?鳩山由紀夫首相も、昨日・今日政治家を始めたのではないのだから、洞察力はあったと思うが、決断力が不足?していたのか?それにしても随分と遠回りしたもんだ。
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