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2010年5月 5日 (水)

自然治癒力とは

271 最近、若い時と違って疲れが取れない。ちょっとした傷がなかなか治らない。など自己意識が顕著となってきた。風邪などのウイルスに抵抗力が弱まり、「自然治癒力」が衰えているということなのだ。そのため、高齢者がガンにかかっても進行状態はゆっくりとなるという。

自然治癒力は、免疫力の差異で人間の細胞組織に大きく影響する。従って、普段から栄養バランスの良い食事をするという習慣付けが大事である。従って、喫煙・深酒などは慎むことが大事であるのはいうまでなかろう。

また、小児期や成人期の疾病では、自然の回復力も期待できる。生体は病因が作動した時点から、疾病の発現を阻止しようとして、防御反応、たとえば病原微生物の侵入に対する炎症反応や免疫反応、あるいは警告反応すなわち交感神経の緊張によるアドレナリンの分泌などがおこる。

これらの反応は、細胞や組織の損傷の回復に結び付くものである。機能のレベルからみた自然治癒力である。このように、細胞、組織、臓器のあらゆる段階で生体の秩序を維持しようとする生物学的還元操作の機構の力が自然治癒力といえる。

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