鳩山由紀夫首相初めて沖縄訪問
鳩山由紀夫首相の始めての沖縄訪問である。鳩山政権にとっても沖縄普天間飛行場移設は、政権の柱の重要なマニフェストだった。本当の政治は、民衆の声を聞き、民衆の立場に立った政治が民主政治である。
5月までには決着をつける。と言っていたのだが、自民党の10数年、出来なかった移設問題を一挙に解決するとの公言は、無理な事態になってしまったようだ。
遠く、一部の人間の意見や、自分の理想と夢だけでは政治は出来ない。政権をとって、初めから現地の人間の苦しみに耳を貸し、そしてアメリカの主張と、日米安全保障条約をどう維持し、アメリカの意向と世界情勢などを勘案しながら、沖縄県民・日本国民の意見を聞き、これが最善であると、信念をもって行政を進める決断力が問われる。
最も国民が信頼される。安心・安全を保障が使命である。今となって政治のスタンスが違ったということではないかと素人の私には、思えてならない。大きなアドバルーンを揚げたが、考えが甘かった。そして遅すぎた沖縄訪問である。私沖縄県民に、もっと誠意を初めから示すべきだったと思う。
日米安全保障条約の尊重と維持は世界情勢と国民の意識の変化などを洞察しながら、変える政府の努力を国民に分かるよう説明する事を忘れないで欲しい。
今朝の新聞社説でも、朝日新聞・・・月まで何が出来るか・・・読売新聞・・・沖縄訪問、遅すぎた方針転換と説得工作・・・毎日新聞・・・首相の訪問、今さら「県内移設とは」・・・と載った。
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