65歳以上の高齢者は・・・
日本経済新聞の7日付け記事「65歳以上の高齢者 外出せず7割超 世田谷区 10万人調査」にビックリ!である。私も高齢者の一人であり考えさせられる。
高齢者が7割超が日中にほとんど外出しないという。東京世田谷区が区内に住む65歳以上の約10万人にアンケート調査で、自宅にこもりがちな浮き彫りとなった。
日中(午前9時~午後5時)を過ごす場所は、殆んどが家で過ごす 42.5㌫ 自分の部屋 3.6㌫ 自宅の敷地内 72.4㌫ で、近所の付き合い・・・・殆んど付き合わない。挨拶する程度57.1㌫である。一人暮らしで、親族や友人との連絡を取ることがない、いわゆる「社会的孤立2.6㌫である。
私も高齢者の一人であるが、毎日散歩していて、1日1万歩以上を目標にしている。しかし、雨の日は外出はしないで家の中にいるが・・・私の感覚ではちょっと考えられない。
私の住む町は、核家族化が進み、年寄り夫婦の家が多い。むかしのように、三世代家族が普通だったのだが、「嫁姑」の問題で年代の差で価値観が違ってきている上、高齢化が進んで元気なお年寄りが多くなったからだろう。
これには、世の中の情報でインターネットや、携帯電話・テレビの地デジ化などで、そのスピードに着いて行けない事も原因の一つかも知れない。いわゆる「年代格差社会」が起きているのだと思う。
今は死語となった「家の後とり」「先祖の墓を守る」「町のうるさい爺」「町の青年会」「言い次」「共同の道普請」「年末年始の夜回り」など、「家族の絆」「社会の絆」「友達の絆」が希薄になったことは否めない事実である。
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