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2010年5月13日 (木)

軽すぎる首相の発言

23581 「確かに、私は愚かな総理かもしれません」。4月21日の党首討論。鳩山由紀夫首相が自分を「愚か」と言ったことには、唖然とした。そしてまた、こう続けたことだ。

「昨年12月、辺野古に新たな普天間飛行場の移設先を決めていれば、どんなに楽だったか計り知れないが、私はそう思わなかった。愚かだったから、愚直だったからかもしれない」

そして、「学べば学ぶにつけ、沖縄に存在する米軍がすべて連携し、抑止力が維持できるという思いに至った」ということは、昨年の衆院選で首相が言っていた国外・県外移設は、何も知らずに思い付きで公言していた、ということなのか。

首相発言は重い。一国の首相の言動は、慎重に期すべきで、一連の発言について「軽すぎる」。移設先について「最低でも県外」などと発言が、その後、正式な公約ではなかったと釈明。6日は記者団に「場当たりの発言はしてない」と語った。
首相になる予定の方の発言だと受け取った。県民を裏切ったことになるから非常に責任が重い。普天間問題が5月末に決着しなかった場合は、野党から、首相の進退問題・解散して信を問う声は必然的に起こるだろう。

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