約束を守る
人間社会で生きるには、ルールが必要である。ルールを破れば罰がある。これが法律である。法律を守るには、法を決める人が必要で、取り締まる人・裁く人を置き、民衆が安心・安全に暮らせる国家が法事国家という。三権分立は国家の基本である。
そして、現代社会では「約束履行」言い換えれば、「約束を守る」ことの大切さを痛感しているのである。最近政治家の「マニフェスト」で民主党が、先に衆議院選挙に、大々的にマニフェストを掲げ国民に訴えて、大きく票を集めた。民主党の「約束」公約である。
その約束が普天間飛行場移設問題で、約束が守れそうにない。人間関係で最も大事である約束が守れないとなれば、最も大事な「信頼」が損なわれ、「人間尊重こそ政治の基本」が脅かされることになる。
「約束を守る」と言うことは、人は一人では生きられない、生きるための最低の必要条件である。だから、人間生を受けたときから、必然的に「約束ごと」は発生しているのである。
もちろん、自分の心にも「一生人の心を裏切らないこと」が大事であることは言うまでもない。
しかし、私たち凡人は、煩悩のかたまりである。どうしても約束を忘れたり、破ったりするものであるが、少しでも、「約束を守り、責任を取る」という事を頭に入れて生活しなければいけない。
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