とても残念なこと
5月2日に老人会で町会会館と斟珠寺にある弁財天のお祭りに合わせ、池の周りを掃除を一緒にした。その時しばらく会っていなかったので、「元気ですか、体調はどうですか」と聞いたら、「まぁまぁー元気です」との返事であった。
その男の方が、5日に突然亡くなったのである。弁天様に両の手を合わせ何を祈っていたのだろう?今、その光景が強烈に印象に残る。
人の「生き」「死」は、一本の綱の上を歩いているようなものだと思ってしまった。人間なんて弱いもの、何かのはずみで奈落の底に落ちてしまうものだ。
どんな理由があろうと自分で自分を殺めてしまうことほど惨いことはない。一人悩んで苦しんだ末なのだと思うが・・・そして後に残った遺族の方の事を考えると、怒りさえ覚えてしまう。
後悔先に立たずというけれど「ふれあい」の少なくなった隣近所の今日この頃である。町会のこと、近所のことで協力的な人で、誠実で温厚なお方だった。また、「お花見」「盆踊り」などで、何とか「触れ合い話し合い」の場を作ろうと考えていたのであるが、悩みを聞きいれる力及ばず、とても残念である。悩みの解決策は「死」ではない。
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