« 首相沖縄再訪の反響 | トップページ | 市民協働と人間の心理 »

2010年5月24日 (月)

着実に持ち直し

07akitakoma_sumire11 日本経済新聞・・・「着実に持ち直し」を維持=景気判断―5月月例経済報告

菅直人副総理兼経済財政担当相は24日、5月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断は「着実に持ち直してきている」とし、上方修正した3月以来の表現を維持した。

5月=景気は確実に持ち直しをしているが、なお自律性は弱く失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある。

輸出は緩やかに増加している。生産は持ち直している。
企業収益は改善している。設備投資は下げ止まりつつある。
企業の業況判断は改善している。ただし中小企業で先行きに慎重な見方となっている。
雇用情勢は依然として厳しいもののこのところ持ち直しの動きが見られる。
個人消費は持ち直している。
物価動向を総合判断してみると緩やかなデフレ状況にある。

先行きについては、当面雇用情勢に厳しさが残るものの、企業収益の改善が続くなかで、海外経済や緊急経済対策を始めとする政策の効果などを背景に景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。

一方欧州を中心とした海外景気の下振れ懸念、金融資本市場の変動やデフレの影響など景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。また、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

ギリシアの経済危機から、大きく後退したかに見えたが、今日の5月の月例経済報告を見て、ちょっと安心した。しかし、何と言っても、世界の景気は重いように思える。徐々にであはあるが、この発表をみて期待したい。

« 首相沖縄再訪の反響 | トップページ | 市民協働と人間の心理 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 着実に持ち直し:

« 首相沖縄再訪の反響 | トップページ | 市民協働と人間の心理 »