「町会」のボランティア
今日は、町会定例理事会の日である。日頃思っていうることであるが、ボランティアで、何時しか12年も町会の理事・会計を行なっている。最初は先輩達に勧められにだが、町会の活動に無関心の人が多くなって、活動に将来と後継者問題などに悩みが多くなった。
改めて、「町会とは」を考えて見ると。高齢者をはじめとする市民が住み慣れた地域において、共に支え合う地域社会の実現に向け、住民参加によって、健康、福祉、生きがいづくりを進めるための「共同の活動」。
住民ふれあいの場(盆踊り、敬老の集い)などと、八王子市で企画した(清掃デー、川の清掃)などでボランティア活動の呼びかけで多くの参加者を協力してもらている。そして、みんなの町はみんなで守ろうということで、防犯パトロール・学校ボランティア活動も実施している。
こうした活動に対して「地域に浸透しきれていない」「ひろばから遠い人たちが恩恵を受けられない、」「特定の人たちだけに利用が固定している」「元気の人たちだけがあつまるところだ」といった批判がある。
他方、町会には、無関心な人が多い、役員のなり手がない、暇な人に任せておけばいいという風潮がある、といった悩みがあり、町会運営が難しいところに来ているのも事実である。
現状を踏まえた上で実質的な活動を維持発展させるには、とかく行政と住民とは上下関係で捉えないで、、対等な関係に立ち、自助・共助・公助の歯車をバランスよく回しながら、お互いの情報がスムーズに流れあう関係を作り上げていかなければならない。
「地域住民も「福祉は行政が行うもの」という意識を改め、行政も「福祉は行政処分で対処するもの」という意識を改める。八王子市・地域社会の全構成員(住民等)がパートナーシップの考えを持つことが重要である。
パートナーシップは、民間相互のパートナーシップのみでなく、公私のパートナーシップとして行政及び地域社会の構成員が相互に理解し合い、相互の長所を活かし、「協働」することによって大きな創造力が生み出されてくるものである。
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