温家宝首相来日
昨夜、中国の温家宝首相が来日で都内の一部で交通規制が引かれて渋滞の箇所も出たという。先に韓国南端の島、済州島(チェジュド)で日・韓・中の首脳会議を終えての日本訪問である。
韓国が国連提訴するといい「断固たる措置をとる」と言えば、北朝鮮は「全面戦争で応える」とやり返すという、恐ろしい報道合戦が起きている。韓国艦撃沈に端を発して北朝鮮の問題である日・中での話し合いが大きなテーマだ。
北東アジアの安全が揺らぎ始めてきている。日本の鳩山政権も、沖縄普天間飛行場移設問題で民社党の連立政権の離脱問題で大きな痛手である。日本の防衛という問題で、その判断で極めて難しい政権運営となった。
北朝鮮問題は、日本にとっても重大な関心事である。いま言えるのは、北朝鮮に対する説得は中国の存在が大きい。何としても、中国に期待したいところである。
今朝の新聞各紙の社説に取り上げている。
朝日・・・「日中韓―[北]に高をくくらせるな」
読売・・・[「北」包囲網に中国も協力を]
毎日・・・「哨戒艦沈没事件 日本は中国説得強めよ」
日経・・・[中国は「北」に圧力の決断を]
産経・・・[中国の「曖昧」姿勢は残念]
いま北東アジアを収めることの出来るのはアメリカではない。中国の力で北朝鮮に説得させることしか解決がない。という各誌の内容である。温家宝首相来日当たって、日中首脳会談で、話し合って欲しいものである。
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