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2010年5月10日 (月)

がん患者の治療費負担 軽減を

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05_12801 今日のNHK深夜便を聞きいていたら、2時のニュースで「がん患者の治療費負担軽減を」とニュースがあった。私の身近に何人も「がん」の闘病に必死で戦っている人がいる。本人はもとより、ご家族の苦労は、大変なものであろう。特に治療費の経済的負担で、頭を痛めていることだろうと思う。

何とか、医療補助を含めて、治療費の軽減が出来ないか関係機関に検討して頂たい。ニュースの内容は次のようである。

長期間にわたって抗がん剤治療などを続けるがん患者らが9日に集会を開き、健康保険制度を見直し、治療費の自己負担を軽減するよう訴えた。この集会は、がん患者の団体や医師らが開いたもので、東京都内の会場にはおよそ200人が集まった。

現在の健康保険制度では、所得に応じて自己負担に限度を設ける「高額療養費制度」があるが、この制度を使っても、70歳未満の多くの人の場合、月に2万数千円から15万円余りの治療費を負担しなければならない。

集会では、東北大学の濃沼信夫教授が「新薬の開発や医療技術の進歩で医療費が高くなっており、治療などにかかる、がん患者の負担は平均で年間100万円に上っている。もはや負担は限界で、健康保険の仕組みを根本的に考え直す必要がある」と指摘した。

また、患者団体の代表で、息子を白血病で亡くした橋本明子さんが「がんになったことで職を失う一方で、医療費が長期間かかり続ける人も多く、命の問題が経済の問題という時代になっている。患者の自己負担を少しでも減らしてほしい」などと訴えた。

治療費の負担について、厚生労働省は、近く軽減策の検討を始めることにしていて、集会を主催した患者団体は、今後、国に改善を働きかけていくことにしている。

金持ちだけが適切な治療を受けられるという、命の問題が経済問題になっている時代だ。がんの治療新薬の開発研究などで、治療費に上乗せしているのなら、国で開発研究費を補助し患者の負担軽減をすべきだ。

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