2011年NHK大河ドラマ
2010年NHK大河ドラマ「竜馬伝」大好評である。続いて11年は、「江~姫たちの戦国~」である。信長の妹・お市の方の三女にして、徳川二代将軍・秀忠の正室、三代将軍・家光の生母「江(ごう)」の生涯を描き、記念すべき第50作となる。
田淵久美子さんのオリジナル脚本である。田淵久美子さんといえば、2008年の「篤姫」(原作宮尾登美子さん)の脚本である。戦国時代の映画・テレビドラマが得意のようだ。51歳と若いが、その才能は素晴らしい。
「江~姫たちの戦国~」の江は、近江国小谷城主・浅井長政と、織田信長の妹・お市の方の三女として生まれる。歴史上名高い“浅井三姉妹”の末妹。
江の生後間もなく、父・長政は信長に滅ぼされる。のちに母・市は柴田勝家に嫁ぐが、勝家は秀吉に敗れ、市も自刃。
秀吉にひきとられた三姉妹のうち、江が最初に結婚するが、夫・佐治一成が秀吉の敵対陣営についたために、無理やりに離縁させられる。次の夫・羽柴秀勝(秀吉の甥)は、結婚後まもなく出陣。朝鮮で病死。
三度目の結婚は、秀吉の最大のライバル徳川家康の息子・秀忠、のちの徳川二代将軍。娘・和子は後水尾天皇に嫁ぎ、長男・家光は三代将軍となる。
昨夜のNHK深夜便で「わたしが大切にしている命の絆」コーナーで、田淵久美子さんの出演で放送があった。ご自分の家族と江(ごう)の生き方などを話された。
「おのれを信じ、おのれの思うまま存分に生きよ。」 幼少の江姫と織田信長とのあいだに交わされた約束がある。信長との約束とおりに、思うままに生きようとしている江姫は小さいながらも思ったことをズバッと話す。江姫は今までのイメージとは違う、大河ヒロインになると期待したい。
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