12月と雑感
近年は、12月にもなっても暖かく、霜も降りず氷が張らない。でも、そろそろ冬支度をしないといけないと思い、庭に出しておいた観葉植物を家の中に取り込んだ。20鉢ぐらいだ。シンビジューム・クンシラン・月下美人などである。
部屋を掃除し終えて、ちょっと一息ついたら、住民協議会の館長から、由井市民センターに花を植えるから手伝って欲しいとの呼び出しである。パンジー・ストックなどを2時間かけて50鉢を植えた。
午前中そんなことをして終った。やれやれちょっと疲た感じで午後は昼食後、コタツに横になって寝てしまった。
妻が体調が悪いが、カラオケの会で忘年会があり、様子を見て出欠を決めたいという。心配したが出席すると言う。日中は小春日和の暖かさであったが、夕方になり急に北風が冷たく、車で送ってあげた。
明日(12月8日)大東亜戦争の開戦の日である。“戦争”何て空しい、一言では尽くせない。戦争さえなければ死ななくてもよかった人たちの死である。
現在沖縄基地問題をめぐって、鳩山政権が苦しんいる。しかし、そんな苦しみは、あの日を生身で体験した人々のそれに比べれば、どうってことはない。たとえ無責任なマスコミに八方美人的と言われようとも、問題解決を焦ることはない。じっくりと腰をすえて、百年の大計を練るべきである。
夕方になり、フッと考えた。
暮れ行く一日一日の何と空しく味気なく、甲斐ないものに見える仕方がない。でも、なお人は生きたいと思う。生きる「生命」を尊び、希望と夢を生きることで人は明日に繋げる。
ああ人は、どんな幸を未来に繋げられるのか?『明日は、明日こそは』と、人はそれを慰める。この『明日』が、そうしているうちに、何時の間に人は墓場に入り込んでしまうんだ。
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