9月という月(September)
9月という月は人間、誰しもがふと我にかえる月、真夏の狂騒が静まり、そぞろ「もののあわれ」を感じる季節である。秋の風情をうたった歌は数多くある。セプテンバー」、「セプテンバー・レイン」「小さな秋見つけた」「赤とんぼ」等々、欧米や日本の曲を問わず秋の歌は沢山ある。
日本人の実行動は、長かった夏休みが終えて学校の2学期が始まった。今週は「全国交通安全運動」でもあり、私も交通指導員で7日間出動する。今年は、鳩山由紀夫民主党政権の国際デビューでもある。国連総会での演説は、自分の言葉で話され、アメリカはじめ、各国の記者の評判はいいとの事である。
そんな社会状況の中で、自然の移り変わりは確実、移行している。暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸のでもある。
私たちが植えたコスモスが見事に咲き多くの人の目を和ませている。そして湯殿川原にはすすきが、風で白い穂を飛ばし、女郎花の黄色い花・我が家の藤袴の花も咲き出した。今朝も田園の見える通路を散歩し稲の穂が垂れて実がふっくらとしていた。小高い丘の栗林は栗の実が弾けて落ちていた。
自然の移り変わりと人間は心身ともに、上手に捉え生きて来た。この永遠に続く地球を人間の知恵で、安心して暮らせる社会を作ることで一人一人が目標に向かって生きていくために気分を入れ替える月だ。
今朝、こんなことを重い浮かべて散歩した。ちょっと半そでは寒いくらいであった。
【作詞】サトウハチロー
【作曲】中田喜直
1.だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
目かくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
呼んでる口笛 もずの声
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
2.だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
お部屋は北向き くもりのガラス
うつろな目の色 とかしたミルク
わずかなすきから 秋の風
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
3.だれかさんが だれかさんが
だれかさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
むかしのむかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉あかくて 入日色
小さい秋 小さい秋
小さい秋 見つけた
この歌を聴くと涙が浮んでしまう。何故だろう、でも好きである。
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