散歩コース雑感
散歩は、毎日を欠かさないで続けている。家に前の湯殿川の河川管理通路の上流を遡り約1時間ぐらいかけて歩数は6000歩前後だ、その他に歩数計をつけていると一日約10000歩前後歩いている。またなるべく車を使わないで歩くことを心がけている。
湯殿川河川管理通路は西に方面に富士山を眺め西南に丹沢山塊山並みが見渡せる。むかし、万葉集で詠まれた「多摩の横山」の地である。
たまにはコースを変えて昨日は歩いた。草が茂って手入れがされていない山道で、獣道のようになってしまって、やっと人が通れる道を登って見た。この所で、足でもくじいて動けなくなったら、どうしようと不安にかられてしまったが、くもの巣を払いながら開けた高台に出ることが出来た。
ここは、子供の頃はよく遊びに来ていて、栗や茸などを採りに来たそのころは何でもなかった場所であるが、開発されて辺りは見通しのよいところで、通ってきた道は、残された未開発の山道だ。
その高台はまだ耕作されている畑が広がっていて、人参・大根・蕪などの野菜が作られている。そこまで農家の方は取り付け道路から、車で来て農作業をするのだ。
遠く、東の方面を見渡すと、昔は田園風景だったが、すっかり家並みの続く町となってしまった風景だ。朝5時30分で、日の出間もないことから人は誰もいない。ただ私一人である。
もう少し秋が深まれば、朝露で足元が濡れて歩けないところである。静かな雑木林から、小鳥の鳴き声だけが聞こえる。ちょっと小鳥の姿を探したが見当たらない。何という鳥なのか姿を見ても分からないと思うが、あんまり聞いた覚えのない鳴き声だった。
そろそろ、百舌の鳴き声が聞こえる頃で、雑木林の山栗のイガが大きくなって弾けそうだ。空は高く鰯雲が広がっていた。このところ朝・夕 大分涼しくなった。
一時間で家に戻った。6時30分だった。
« 官僚を上手に使う | トップページ | 複雑な社会構造でストレスに注意 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント