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2009年7月17日 (金)

自らがしてきた政治によほど自信がない?

06oga_toga11 国民新党の亀井静香氏が言っていた。「これでは自民党の解散劇ではないか」全くその通りである。国民不在で、大事な法案を放り出し、自民党のお家騒動で日本の国費を使うとは、なんとも情けない、これで選挙?勝てる訳がない。自らがしてきた政治によほど自信がないのだろうと思われても仕方がない。

議員は地元選挙区に戻りこの七転八倒のドタバタ劇の説明で頭を痛めることであろう。政治の信頼を取り戻すには時間がかかりそうだ。

毎日新聞社説・・・衆院解散を前にして、あきれるようなうろたえぶりだ。麻生太郎首相と与党執行部が「来週21日にも解散し、衆院選投票は8月30日にする」と決めたにもかかわらず、自民党では16日、これに異議を唱える議員らが両院議員総会の開催を求める署名名簿を提出した。ところが、その後、署名取り下げの動きが出るなど総会は見送られる公算が大きいという。

元々、署名議員すべてが総選挙前の麻生首相退陣を求めているのではなかったようだ。だが、内閣の実質ナンバー2である与謝野馨財務・金融担当相まで署名し、麻生首相の統治能力の欠如を再び見せつけたのは確かだ。仮に総会が開かれ総裁選の前倒しが決まれば総裁選と国会での首相指名選挙が行われ、衆院解散は先送りされる公算が大きくなる。解散日程まで変更となれば、その政治責任は大きく、首相はこの段階で退陣する可能性が出てきたからだ。

一方、「麻生降ろし」に動く議員にも大義はない。再三指摘してきたように国民に信を問うことなく、自分たちの都合だけで4度も首相を交代させるのは限度を超えている。国民の不信の目はひとり麻生首相に向けられているのではない。選んだ責任を忘れ、人気が落ちれば表紙だけを替えようとする党全体に向けられているのだ。

しかも、ポスト麻生は誰か、見えているわけではない。今回の署名運動の中心が小泉改革の継承を唱える中川秀直元幹事長と、小泉改革批判の急先鋒(せんぽう)だった加藤紘一元幹事長だというのが象徴的だ。今度も理念や政策は二の次。頼りは「人気のありそうな顔」であり、「衆院選で落選を恐れる議員が総裁選に出たがっている」との声まで聞こえる。

麻生降ろしができなければ「党とは別のマニフェストを作る」と真顔で語る議員もいる。党が責任を持ち、政権が何をするかを記す「マニフェスト=政権公約」の意味が分かっていないというほかない。自民党に所属しながら麻生首相を認めず、それぞれの選挙区で勝手にマニフェストを示すというのは有権者をごまかす詐欺的行為でさえある。

第一、衆院での麻生内閣不信任決議案に反対した直後に麻生降ろしでは国民の理解は得られない。両院議員総会の開催要求が腰砕けに終わることが確定すれば、さらに批判は高まろう。これも既に指摘したように麻生首相の下では戦えないというなら、自民党を離党し新党を結成する方がまだ筋が通るというものだ。

もう堂々と選挙に臨めばどうか。不利な選挙情勢を挽回(ばんかい)しようと七転八倒するほど国民の目には「自らがしてきた政治によほど自信がないのだろう」と映っているはずだ。

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