« 農業政策と緊急課題 | トップページ | 骨太の方針09 »

2009年6月10日 (水)

うっとうしい入梅近し

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ人気ブログランキングへ

今日の名言

子供の難渋は母の心を動かし、若い男の難渋は若い娘の心を動かすが、老人の難渋はだれからも顧みられないものである。
ユーゴー『レ・ミゼラブル』(三)

Dsc006691紫陽花に馬が顔出す馬屋の口 北原白秋

紫陽花が咲きはじめている。紫陽花はカンカン照りよりはむしろ雨が似合う花である。七変化、八仙花―――次々と花の色が変化して、観る者をいつまでも楽しませてくれる。花はてんまりによく似ているし、また髑髏にも似た陰気をあたりに漂わせてくれる。“陽”というよりは“陰”の花。

それにしても、馬屋(まや)の入口にびっしり咲いている紫陽花と、長い馬の顔との取り合わせは、虚をついていて妙味がある。今をさかりと咲いている紫陽花の間から、のっそりと不意に出てくる馬の顔も、白秋にかかるとどこかしら童謡のような味わいが感じられるではないか。

そういえば白秋のよく知られた童謡のなかでは、野良へ「兎がとんで出」たり、蟹の床屋へ「兎の客」がやってきたりする。この句はそんなことまで想起させてくれる。紫陽花の句では、安住敦の「あぢさゐの藍をつくして了りけり」が秀逸であると私は思う。

白秋の作句は大正十年(小田原時代)からはじまっており、殊に関東大震災を詠んだ「震後」三十八句は秀抜とされている。その一句は「日は閑に震後の芙蓉なほ紅し」。ほかに「白雨(ゆふだち)に蝶々みだれ紫蘇畑」「打水に濡れた小蟹か薔薇色に」などに白秋らしい色彩が感じられる。句集に『竹林清興』(1947)がある。『文人俳句歳時記』(1969)所収。(八木忠栄)

うっとうしい 田に降る雨で 入梅か

気象庁は、とうとう昨日九州・中国・四国などが入梅を発表した。東京地方も時間の問題と言う。最近雨ばかりで、カラッとした天気がない。少なくなった田んぼで働く農家の人が増えていよいよ、田植えの時期を迎えた近隣である。

それにしても、四国の松山市で、4月の雨が少なく12日から断水をするというNHKのニュースである。水道水を地下水からくみ上げているが地下水源が下がり続けていると言う理由からだ。

松山といえば、夏目漱石の「坊ちゃん」で有名な道後温泉は水不足でどうなるのだろう。その道後温泉で水不足で水の制限をするとなると大変である。観光客の減少が心配になる。

松山は他にも、松山城が有名で、高くそびえる勝山山頂に建つ松山城は、本を代表する連立式平山城で、安政元年(1854年)に再建された天守が現存する。天守、櫓など計21棟が国の重要文化財に指定されており、長きに渡って市民や観光客に親しまれている松山市のシンボルである。 石手寺も有名である。

« 農業政策と緊急課題 | トップページ | 骨太の方針09 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: うっとうしい入梅近し:

« 農業政策と緊急課題 | トップページ | 骨太の方針09 »