« 景気の楽観は許されない | トップページ | 農業政策と緊急課題 »

2009年6月 9日 (火)

油虫と蟻の関係

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ人気ブログランキングへ

今日の名言

一般に、青年の主張するところは正しくない。しかし、それを彼らが主張するということは正しい。
ジンメル『愛の断想・日々の断想』「日々の断想」

10247681かうしてはをれぬ毛虫が食べつくす 林 菊枝

数年前、チャドクガの毛虫に刺されてひどい目にあった。葉の裏にびっしりと群れる様子は、毛羽立った布の切れ端が貼り付いているようにも見える。一斉にうごめきながら、端からどんどん葉が消えていく食べっぷりを思えば、掲句の通り「こうしてはおれぬ」と居ても立ってもいられぬ気分になるものだ。

頭のなかには、みるみる丸裸にされていく愛すべき木の姿がイメージされる。毛虫の極彩の色彩は、天敵の鳥に対しての警告色だというが、目立つことで捕食されないというのも、なにやら攻撃的な生き方である。

残酷だと思っていた毛虫の時期に登場する「毛虫焼く」の傍題にも、日頃の偉大なる自然への敬意をあっさり返上して、「もはや、それしかないでしょう」と頷いている。と、こう書いているだけで、なんだか全身むず痒くなってきた。

綿虫のどれにも焦点が合はぬ〉〈考えてみたし栄螺の展開図作者は昭和2年生まれ。羨望の柔軟性である。『草のティアラ』(2009)所収。(土肥あき子)

あぶら虫 若き葉裏に 蟻通う

目を凝らして見ると、むらさきしきぶの花芽が小さく粟のようなものが確認できた。なんと小さい蟻が行き交いしている、葉裏を見るとあぶらむしが黒い塊となって、もぞもぞしている。これは、早く処置しないと大変なことになる。早速、虫殺しスプレーをかけて一毛打尽にした。

しかし、どこからわく?のか分からないが、新芽とともに油虫は発生する。不思議だ。新芽の柔らかい、柚子・金柑などにつくが、今年はむらさきしきぶについてしまった。不思議と蟻が忙しく行き交いしている。あぶらむしが甘い汁を出しそれを食べるらしい。

NETで調べてみると・・・繁殖力が強く、口針を刺して樹液を吸うため、果樹や農作物などの被害がでる。夏は雌の単為生殖で幼虫を胎生して増え、秋に雌雄を生じて産卵し、この卵が越冬するという。不思議な生態を持った昆虫だ。

「あぶら虫」の中には、甘い液を分泌して蟻に与えることにより、蟻の保護(=外敵から身を守って貰う)を受ける種も多く、「蟻巻き」という別名もある。動物学上、『共生』関係にある典型例の一つである。

まるで人間が牧場で牛や豚などを飼っているような様子から、「蟻牧(ありまき)」という字を使うという

« 景気の楽観は許されない | トップページ | 農業政策と緊急課題 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 油虫と蟻の関係:

« 景気の楽観は許されない | トップページ | 農業政策と緊急課題 »