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2009年6月 8日 (月)

小魚と川鵜

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今日の名言

音楽について話す時、一番いい話し方は黙っていることだ。
シューマン『音楽と音楽家』

447141弾みたる子等の声して目高散る 川崎美代子

目高は耳聡い(鋭い聴覚)のだろうか。童謡「めだかの学校」の生まれた背景に、こんな話がある。作詞者の茶木繁が幼い息子と一緒に歩いていたとき、息子が用水に目高を見つけて大声を出した。すると目高たちが姿を隠してしまったので、茶木が言った。「あんまり大声を出すもんだから、逃げちゃったじゃないか」。で、息子が言ったことには「大丈夫、また戻ってくるよ。だって、ここは"めだかの学校"だもん」。これが作詞のヒントになったのだという。

だから「そっとのぞいてみてごらん」なのである。つまり、「大声をだしてはいけないよ」という大人の知恵を効かせてある。息子のの屈託の無さに比べると、かなり素直さに欠けており、掲句も微笑ましい佳句ながら、同様に大人の限界も透けているかのようだ。

私が子供だった頃のことを思い返してみても、"そっとのぞいて"目高の群れを眺めるようなことは、あまりしなかったと思う。見つけたら、まずは水に手を突っ込む。さらには棒切れで引っかき回す。それにも飽きると、今度はそおっと近づいて、やにわに両手で捕獲するのだ。

そして、ここからが本番。捕獲した目高は決して放さずに、生きたまま飲み込むのである。べつに目高が美味いからではなくて、これは一種の度胸試しなのであった。飲めない子は、意気地無しと馬鹿にされ囃された。馬鹿にされるのは悔しいから、みんな争って何匹も口に放り込む。

これが目高との主たるつきあい方だった。大人になると、こんな悪ガキの生態をおおかた忘れてしまう。微笑ましい情景だけを切り取ってきて満足するようになる。大人になるって、なんか詫びしいんだよなあ。円虹例句集『彩』(2008)所有

 黒い影 目高危うし 逃げ惑う

生態系が激変しているのか、いつも見慣れている湯殿川に、いつごろか分からないが川鵜が棲みついて?いる。2・3羽だが、環境改善で何とか復帰し始めた川に小魚が見られるようになった。

春から夏に小魚の魚影が、楽しみにしていたのだが川鵜が来て以来殆んど見られなくなってしまった。黒い大きな川鵜は、水の中は、恐ろしいほど動きが早い。アッと言うまに潜り、ズ-と先の方に首を上げる。

しかし、鵜という鳥は空を飛び川に潜る万能な鳥で、人間で言うならば「スーパーマン」である。川魚の恐ろしい天敵だ。

最近この川鵜の襲来で、やっと小魚が戻って来たかなぁーと思っていたが、困った存在になってきた。何か対策あるのだろうか?思案にくれている。

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