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2009年6月30日 (火)

梅雨の晴れ間

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今日の名言

社会はわれわれの必要から生じ、政府はわれわれの悪徳から生じた。
トーマス・ペイン『コモン・センス 他三編』

15401青梅雨や櫂の届かぬ水底も 高柳克弘

青梅雨という言葉は、俳句を始めるずっと以前に永井龍男の小説で知った。ある雨の日のできごとを淡々と綴るこの作品は、いつ読み返しても、平明な言葉のかたまりが、突如人間の肉体と表情を持ってそこにあらわれる。

掲句でも、中七の「櫂」が、まるで水中に伸ばした腕の、開いた五指の、さらにもっと先をまさぐるような感触を思わせ、うっとりと、そして少し気味悪く、水の底の景色を見せている。そして、おしまいにそっと置かれた「水底も」の「も」に、この世のあらゆるものが濡れ濡れと雨に輝いている様子につながる。

質のよい一節は時折、見えないものを手にとるように見せてくれる。青々と茂る葉を打つ梅雨の雨は、路上を打ち、水面を打ち、そして今、水底をぐっしょりと濡らしている。降り続く雨のなか、小さな傘の内側で濡れない自分をどうにも居心地悪く思うことがある。

小説のなかで会話する家族より、櫂の届かない水底より、ずっと不自然な場所に立たされているかのように、ふわふわと足元がおぼつかなくなる。噴水の虹くぐりては巣作りす〉〈巻貝は時間のかたち南風〉『未踏』(2009)所収。(土肥あき子)

梅雨晴れ間 満艦飾に 子供シャツ

昨日は、関東地方は、朝から良く晴れた。いわゆる梅雨の晴れ間である。この所のお天気で溜まった洗濯物を一気に洗ったようだ。お隣の家にお子さんが二人いるので、ベランダにはお子さんの色とりどりのシャツの洗濯物が干されていた。下の出窓にはシーツなど、手すりに、ふとんが干されさながら満艦飾のようだ。

お子さんのいる家では、洗濯物は毎日しないと溜まってしまう。ちょっと外に出て水遊びなどしたら一日に何回も取り替えるようだ。天気予報でも、今日の晴れのお天気を有効に使おうと言うと、奥さんも「それならやらなきゃ」である。

しかし、我々庶民はこんな光景は良く見かけるが、高級マンションなどはどうしているのだろう。洗濯物は乾燥機でするからいいとしても、たまには布団など大きなものは、日光に晒してみると気持ちがいいと思うが・・・。

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