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2009年6月14日 (日)

延命治療と尊厳死

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今日の名言

権利のための闘争は、権利者の自分自身に対する義務である。
イェーリング『権利のための闘争』

1231家は皆海に向ひて夏の月 正岡子規

そうなのか、と思います。たしかに家にも正面があるのだと、あらためて気づかせてくれます。海に向かって表側を、意思を持ってさらしているようです。扉も窓も、疑うことなくそうしています。一列に並んだ同じような大きさの家々の姿が、目に見えるようです。

この句に惹かれたのは、ものを創ろうとする強引な作為が、見えなかったからです。家も、海も、月も、静かに句に導かれ、収まるところに収まっています。作り上げようとするこころざしは、それをあからさまに悟られてはならなのだと、この句は教えてくれているようです。

家々が海に向かっているのは、海と対峙するためではなく、生活のほとんどが海との関わりから成り立っているためなのでしょう。朝起きればあたりまえのように海へ向かい、日の入りとともに海から帰ってくる。

単純ではあるけれども、生きることの厳かさを、その往復に感じることが出来ます。梅雨の間の月が、そんな人々の営みを、さらに明らかに照らしています。『日本名句集成』(1991・學燈社)所載。(松下育男)

夏の朝 兄臥してなを 夢の中

次兄が救急車で病院に運ばれてCCUで懸命の治療を行っているが、人口呼吸器で眠ったままである。どんな夢を見ているのだろう。早く目を覚ましてもらいたいと、必死で呼びかけているが返答がない。

ジーと寝顔を見ていると、子供頃の思い出がよみ返って来た。夢は必死で生まれてきた今までの歴史を振り返っているのだろう。時々息が荒くなったり、ため息、眉間に皺を寄せたたりしている。今日で十日になる。

自分では、家族のに迷惑を掛められないけずに一生を終わりたい思うのは誰でも思うものだが、人の最後は自分では決められない。

そこで、不謹慎であると思うが、延命治療と尊厳死について考えてしまった。

延命治療と尊厳死・・・と言う問題に係わってくるのだが・・・私の周りの人に聞いた範囲では、チューブを沢山付けて、無理矢理に生かされているような延命治療は嫌だという人ばかりで、私もそんな治療を受けての延命は希望せず、人間らしい尊厳死の方をを選ぶ一人である。

食事を受け付けなくなれば自然に衰弱していき、家族も覚悟をする時間が有り、家族に見守られて火が静かに消えるように自然な死を迎えたい。アンケートなどでも八割が自然死を望んでいるようだ。

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