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2009年6月 5日 (金)

オバマ大統領イスラム世界に訴え

15401 平和ボケで日本は、テロや戦争化してしまった中東の国々ので起きている悲惨な現状は分からない。ニュース報道だけで知る程度である。実際の当事国に住んだらどうなるのだろう。と思うとぞっとする。

2001年9月にアメリカの同時多発テロからブッシュ前大統領は、イラクに多くの人とお金と時間を使い。多国籍軍と称して多くの国にから参加を呼び込んだが、結局得たものは、多くはない。

そして、イスラム諸国と反イスラムとの世界は二極化したようになってしまった。アフガニスタンに移した感があるが、イスラムと反イスラムの対立はますます激しさを増して来たようである。

アメリカのオバマ大統領は、エジプトのカイロで四日大学で演説「イスラムと新たな始まり」と関係修復を訴えた。

読売新聞web・・・オバマ大統領は、中東・欧州歴訪中のオバマ米大統領は4日、エジプトのカイロ大学でイスラム世界に向けて演説し、「イスラムは米国の不可欠な一部だ」と指摘した上で、「過去の相互不信や猜疑(さいぎ)心」を捨てて「新たな始まり」を迎えようと呼びかけた。

オバマ氏は大統領就任以来、ブッシュ前政権時代に悪化したイスラム世界との関係修復を目指している。演説では、新たな関係を構築する課題として、国際テロ組織「アル・カーイダ」などイスラム過激派のテロ活動や、頓挫した中東和平プロセスなどを挙げた。

このうち和平プロセスの核であるイスラエル-パレスチナ関係については、「2国家共存以外に解決策はない」と語り、パレスチナ国家樹立を目指す姿勢を明確にした。また、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの武装闘争を非難すると同時に、将来のパレスチナ領土と想定されるヨルダン川西岸へのユダヤ人入植地建設の凍結も求めた。

オバマ大統領は、ブッシュ政権が敵視したイランとも「条件をつけずに対話を進める用意がある」と言明し、イランの核武装は認めないものの、核を平和利用する権利は「どの国にもある」と語った。

毎日新聞社説(抜粋)・・・演説でオバマ大統領は、パレスチナ、イスラエル双方の苦しみに言及し、パレスチナ国家樹立とイスラエルの安全を基礎とする「2国家共存」構想を支持した。具体的な提言はしなかったが、イスラム急進派のハマスを含むパレスチナ人に暴力放棄を求める一方で、イスラエルによるユダヤ人入植地建設を批判した。さらに同国の攻撃を受けたガザの「人道危機」を強く憂慮したのは、「イスラエル一辺倒」ともいわれたブッシュ政権との違いだろう。

米国はイスラエルと強固な同盟関係にある半面、「人道」を外交の金看板として中東和平の「仲介者」を自任してきた経緯もある。オバマ政権はパレスチナ情勢の打開に積極的に動いてほしい。

不透明な核開発を続けるイランに対してオバマ大統領は、無条件の対話に応じる用意を表明した。また他国に特定の政治形態を押しつけるべきでないと述べたのは、ブッシュ政権の「中東民主化」構想や「レジームチェンジ(体制転換)」論と決別して融和に踏み出したことを示していよう。

だが、米国への信頼を回復できなければ、どんな中東政策も絵にかいたモチに終わるだろう。「核なき世界」に言及したプラハでの演説同様、大統領の実行力が問われている。

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