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2009年5月17日 (日)

鳩山新代表に期待するもの・・・

05tasiroike11 民主党の代表に鳩山幹事長が選ばれた。清廉潔白な民主党のイメージは岡田副代表のほうが国民に強いと思う。鳩山幹事長は、小沢一郎氏の崇拝者だったイメージがあるからでまだ払拭しきれないところがあるからだ。
日本の政治を二大政党し政権争いをし安定した政治体制を作る事は理想であるが、果たして国民はどう反応するだろうか、いづれにしでも、政権公約を通じて新しい政治の姿をアピールする発信力だ。鳩山氏が掲げる「愛のある政治」との表現は抽象的だ。

鳩山新代表の使命ははっきりしている。民主党の首相候補として麻生首相と「党首力」を競い、そして政権交代を実現することだ。 そのために、第一に重要なのは、政策である。

年金制度の一元化、農家への戸別補償制度、子ども手当の創設、高校教育の無償化。鳩山氏が掲げた政策メニューは小沢代表の時代と変わらない。

野心的に見えるが、問題は巨額の財源をどこから調達するのかだ。鳩山氏の説明は「霞が関の税金の無駄遣いをやめることによって20兆円くらいの財源は捻出できる」というにとどまった。日本の政治を変えるアメリカのオバマ大統領のような、変革を期待したいが・・・。

毎日新聞社説・・・小沢一郎代表の辞任に伴う民主党代表選は鳩山由紀夫幹事長が岡田克也副代表を破り、新代表となった。党首を辞して6年以上を経ての再登板であり、4カ月以内に迫る衆院選で麻生太郎首相と首相の座を争う。

鳩山氏は代表選勝利を受け党の結束を訴え「日本の大掃除をやろう」と政権交代に向け党の反転攻勢を誓った。とはいえ、小沢氏の後押しを得てあわただしく代表に選ばれた過程は、国民に閉ざされた印象を与えたと言わざるを得ない。

首相を選ぶ「決勝戦」となる衆院選は、党首力の勝負である。小沢氏との二重権力構造がみえれば、民意は離れよう。政権公約重視の原点に立ち返り、独自の力量を証さなければならない。

鳩山氏を党首に引き上げた力の源泉は小沢氏である。世論調査などの支持で岡田氏に後れを取りながらの約30票差の勝利は、参院を中心に鳩山、小沢両氏のグループなど基礎票の優位を物語った。小沢氏の影響力は厳然と維持された。

小沢氏の辞任は守勢に回った党が出直す好機だった。しかし、一騎打ちも結局は「親小沢VS非小沢」の内向きな闘争に終わってしまった。

いったん続投宣言した小沢氏が辞任に追い込まれたのは、政治とカネをめぐる古い体質が国民に拒まれたためだ。公設秘書起訴の責任を語らぬまま代表から身を引き、なお党の実権を掌握するのであれば、あたかも自民党時代の権力の二重構造の再来である。だからこそ、鳩山氏は小沢氏の処遇も含め、自前の人事で党の亀裂を修復できるかが、まずは厳しく問われよう。

重要なのは、政権公約を通じて新しい政治の姿をアピールする発信力だ。鳩山氏が掲げる「愛のある政治」との表現は抽象的だ。かつて「(甘く溶けやすい)ソフトクリーム」とやゆされたことを受け、芯のある「アイスキャンディー」と討論で反論したが、まだまだか細い。特に消費税の引き上げ論議を当面封印したままで、社会保障の財源など政権担当能力を証明できるだろうか。代表選で前面に掲げた「脱官僚」の実現にしても、具体的な政権構想が示されたとは言い難い。

新代表誕生に伴い、焦点は麻生首相による衆院解散の判断に絞られる。与党は早くも「小沢院政」批判に力を入れるが、内閣支持率が依然3割に満たぬ厳しさに変わりはない。

消費税など財源問題、政治資金規制、「政と官」のあり方など、代表選をめぐる議論は極めて短期ながら衆院選の争点の輪郭を浮かび上がらせたことも事実だ。自民党もまた、明確な政権公約を国民に早急に示さなければならない。

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