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2009年5月 9日 (土)

<東芝>3月期決算3435億円の赤字

06oga_toga11世界同時不況は、輸出関連事業の車・電気などの企業は苦しい赤字に落ち込んでいる。その中で、家電・半導体事業が酷い状況だある。元社員・小株主である者にとっては心配である。何とか乗り切って欲しい。

毎日新聞web・・・芝が8日発表した09年3月期連結決算は、最終(当期)損益が過去最悪の3435億円の毎赤字となった。また、6月中旬をめどに公募増資と劣後債発行の組み合わせで総額約5000億円の資本増強を行う方針も併せて発表した。

公募増資と劣後債の発行で約5000億円規模の資本増強を実施すると発表した。財政基盤を強化し、原子力発電などの成長分野への投資にあてる方針だ。また、同日発表した09年3月期連結決算は、最終(当期)損益が過去最悪の3435億円の赤字で、10年3月期も業績の急回復は見込めず、500億円の最終赤字となるとの業績見通しを示した。

09年3月期の連結売上高は半導体部門や家電などの不振で前期比13%減の6兆6545億円で、最終損益も7年ぶりの赤字。

東芝は大幅な赤字決算に伴い、自己資本比率(総資産に占める自己資本の割合)が1ケタ台(8.2%)に転落。市場で株価が下落するなど信用力が低下しているため、6月中旬をめどに大規模な増資を決断した。

東芝が公募増資を行うのは81年以来、28年ぶり。5000億円の増資が実現すれば、自己資本比率は13%台に回復するとしている。

09年度は原子力や半導体など2500億円の設備投資を計画。会見した村岡富美雄専務は、大規模増資の方針について「手を打たずに放置すれば、グローバル経済の成長に遅れてしまいかねない」と説明した。【高橋昌紀、和田憲二】

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