« 風光る | トップページ | 猫の今昔 »

2009年3月13日 (金)

取材合戦の激しさを実感

Katidoki241今日で一週間、我が家の前で、マスコミの取材人が10数人待機しているのである。

いま政界を大きく揺るがしている、西松建設の政治家献金疑惑に関する二階俊博経済産業大臣に係わる。公設第一秘書の自宅があるからである。838万円のパーテイ券購入の不正疑惑が取り立たされているから、その真意を確認する為である。

お目当ての、秘書は、行方をくらまして、何処にいるか定かでない、帰宅が何時になるか解からないがその帰宅を待って、事情聴取をしたいとのことのようだ。

暖冬とはいえ、朝晩はまだ寒い。24時間体制の取材合戦は大変である。ある記者に聞いてみた、寒くて大変であるが、1社でも残っていたら私も残るのだと・・・。玄関先に寝袋持参で陣とっている。先を越されたら上司に何と言われるか・・・。

新聞や、テレビ、雑誌などをただ何となく見ているが、こういう取材努力があって始めて番組が見られる事だと言うことに気がつかされた

関連記事で産経新聞web(12日)では、二階俊博経済産業相の後援会「二階俊博新風会」が開催を予定していた政治資金パーティーの入場券約100枚が、和歌山県庁の幹部職員に無料で配布されていたことが12日、分かった。西松建設による巨額献金事件をめぐり二階氏の動向に注目が集まる中、後援会側がパーティーの中止を決めたため入場券は回収されたが、県選挙管理委員会は「公職選挙法の寄付の禁止規定に抵触する恐れがある」との見解を示している。県監察査察室もこの情報を把握しており、関係者から事情を聴く方針。

このパーティーは、今月20日に和歌山市内のホテルで予定されていた「平成21年新春有志の集い」。会費は1人1万円だった。県幹部によると、このパーティー券は2月ごろに新風会関係者から渡され、「現職大臣のパーティーでもあり、勉強のために出席してはどうか。強制はしない」などと伝えられたという。

その後、パーティー券約100枚は県庁内で各部署の幹部らに配られた。ところが、西松建設の献金事件で、小沢一郎民主党代表の公設秘書が逮捕された後、二階氏の名前が取りざたされる事態になったこともあり、新風会側が中止を決定、今月11日に回収されたという。

パーティーでは飲食の提供も予定されており、衆院選当選に向けた発言や呼びかけなどがあった場合は、公選法の寄付だけでなく、供応接待の禁止に触れる可能性もあった。

産経新聞の取材に対し、複数の県幹部がパーティー券の配布と回収の事実について認めた。出席を予定していたという県幹部は「中央の最新情報を得るために県職員が出席することは有益と考えた」。また別の職員は「国会議員のパーティーには過去にも出席したことがあるが、動員の意味合いが強いと思う。なかば慣習化していたのではないか。ただ最近は周囲の目が厳しく、出席したとしてもだれも
飲食には手をつけないだろう」と話した。

二階氏は和歌山3区選出の衆院議員で現在8期目。巨額献金事件をめぐっては、西松建設のダミーの政治団体が二階氏側に平成16~18年の3年間に838万円分のパーティー券代を計上していたことが判明している。

いずれにしても、政界を大きく揺さぶり、事の次第では麻生政権も危うい場面も想定されるので、双方必死である。取材合戦の激しさを実感する毎日である。

« 風光る | トップページ | 猫の今昔 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 取材合戦の激しさを実感:

« 風光る | トップページ | 猫の今昔 »