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2009年2月28日 (土)

鎌倉に思う

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今日の名言

春は空からそうして土からかすかに動く。
長塚節『土』
Img_01111507221庭掃除して梅椿実朝忌 星野立子

鎌倉三代将軍源実朝、歌人としても名高いことは言うまでもないが、陰暦一月二十七日に、鶴岡八幡宮で甥の公暁(くぎょう)に暗殺されたという。今年は今日がその一月二十七日ということで、この句をと思った次第。

梅も椿も、それぞれ春季であり、梅椿、と重ねた言い方を、私はこの句で知ったのだが、季重なりというより、梅も椿も咲いている早春のふわっとした空間を感じる。この句の場合構成を見ると、実朝忌と合わせて三つの季重なり、ということになるのだが、実朝忌の句だ。

梅と椿が咲いている庭を掃除しながら、今日もいいお天気、空も春めいてきたなあ、などとちょっと手を止めた時、ああ、そういえば今日は実朝忌だわ、と気づいたのだろうけれど、こうして意味をとろうとするとなんだかつまらなくなる。

くいっとつかまれるのだが、うまく説明できない、ということが、立子の句にはよくある。それはきっと、俳句でしか表現できないことを詠んでいる、ということなのだろう。『虚子編新歳時記 増訂版』(1995・三省堂)所載。(今井肖子)

鎌倉といえば、建長寺が好きだ。境内の中をゆっくりと歩いていると禅僧の方々列をなして颯爽と塔頭の中に入って行く姿。ここが、禅宗専門道場である。
建長寺の中で一番のお気に入りなのが、方丈の裏。広い廊下から名勝史跡である庭園を眺めながらゆっくりと過ごす時間がとても心が落ち着いて、私は好である。

1253年(建長5年)に時頼は、中国の高層の蘭渓道隆を招いて日本初の禅宗の寺。建長寺を創設した。建長寺の名は、建長年間に建てられたから、名がついた言われていると言う。

見事な総門・三門・梵鐘は見る人に感動と歴史深さを感じるだろう。そして有名な柏槇は蘭渓道隆が中国から、苗を日本に持ってこられたという。

いらかの屋根に太陽の陽射しがまぶしく輝いている、大きな方丈は、籠王殿とも呼ぽれる。 昭和18年(1943)、総門と一緒に京都般舟三昧院から総門とともに移築されたもので、宝冠釈迦如来坐像が安置されている。

暖かくなったら、鎌倉に行って見たい。そういえば、奈良に春を告げる行事である東大寺二月堂のお水取りは三月一日から始まり三月十二日迄である。これが終わると奈良に春の兆しが現れると奈良の人たちは言う。

このところ東京は寒い日が続く、昨日が本格的に雪が降った。気温もこの冬最低だったという。暖かい春を待ち焦がれるところだ。

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