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2009年1月 1日 (木)

宇宙飛行士になるまで

2007102400000912reuintview0001宇宙飛行士に必要な資質は、「健康」「協調性」「英語力」の3要素という。以外だった「協調性」だが、限られれた空間と制約された生活環境で如何に自分の意見はしっかり持つことは重要だが、ロケット内の人間と外部からの情報を聞き入れてクルーが一体で行動する事が最も重要視される。

元旦朝のNHKラジオ深夜便で、財団法人日本宇宙フォーラム参与 寺門邦次氏の話であった。
協調性とは異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質である。

宇宙飛行士は、地上とちがった環境である無重力状態に体をなれさせる必要があるので、まず健康でなければならない。それに、限られたシャトルの空間の中で数人が共同生活するので、協調性やチームプレーの精神が必要だ。また、機内での会話や地上との交信はすべて英語でおこなわれるので、英語力も欠かせない。この3つが宇宙飛行士になるのに最低限必要になる。

この「協調性」では、この春から社会生活になっていく若い人に必要な心構えだと思う。

元々日本社会は農村社会の延長線上に位置づけられ、協調性が最重要視されてきた。企業活動においても、高いパフォーマンスを発揮するがスタンドプレーが多い人間よりも協調性が高い人間の方が評価される傾向にあった。

しかしバブル崩壊後、成果主義を導入する企業が増加し、そういった傾向も薄れつつある。また社会全体でも少子化、核家族化の影響から他人と接する機会が減少し、協調性のない子供が増え学級崩壊のように社会問題化しつつある。こうした現象は子供に止まらず、モンスターペアレントのように社会的協調よりも自己利益を優先する大人も増加している。

ただ社会における協調性の重要度は低下したわけではなく、むしろ高まりつつあり、労働者は協調性の欠如が原因で普通解雇となる場合すら存在する。また企業も、協調性の高い人物が入社する事により人間関係がより明るくモチベーションも上がり、その結果企業全体の業績も上がると考える事から、新入社員の採用において協調性の有無を重要視している。

そのため、学校教育の中における協調性教育の重要性は高り、これまで人格的に成熟した大人のための高等教育の場であったはずの大学や専門学校の中にすら、教育理念に協調性の教育を掲げるところが出現している。

今宇宙飛行士を募集しているそうだ。例年900人ぐらいの応募があるが、最後は二人に絞り込んでいくそうだ。その間厳しい試験をクリアーするには、7日間の監視された日常生活を送るという「協調性」テストがあるという。一億円位のお金もかかると言う。

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