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2009年1月27日 (火)

冬日向

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今日の名言
死に至る病(やまい)とは絶望のことである。
キェルケゴール『死に至る病』

Mutsumefuta21パー出した人の集まり冬日向 久保エミ

グループをおおまかにふたつに分けるときに採用するグーパーじゃんけん。各地にさまざまな種類があるようだが、だいたいは「グッとパッ」や「グーパーじゃん」など、安易な掛け声を伴い、グーとパーだけが使われる。

あっちとこっちに分かれた組が、たまたま日向と日陰に移動した。何の根拠もないけれど、二択を選ぶときそれぞれの形から性格を反映するものだとすると、パーを出す人は明朗活発、グーを出す人は努力家というように思えてこないだろうか。

そしておそらくパーを出す明るい人たちがぞろぞろと日向を陣取り、きゃっきゃと声をあげている様子が掲句から伝わってくる。輪郭のぼんやりした冬の日差しのなかで、思いがけず分割されたグループの明暗が、しかし全てに通じているようでなんだか可笑しい。

そして、こういう句を出すひとはやっぱりパーを出す人なのだろうなぁ、などと深く納得するのである。わたしはといえば、最初にチョキを出す癖があるらしく、グーパーじゃんけんでも必ずチョキを出してしまい、「あーあ、もう一回」と仕切り直しをされるのだった。「船団第77号」所載。(土肥あき子)

日向ぼこというと、昨日居眠り出そうに気持良さそうにして、お爺さんが手押し車に座ってうたた寝していた。お爺さんとと言っても、私と4.5歳上の方である。足腰を悪くしてすっかり老け込んでしまったようだ。

話しかけたら、驚いたように目を開けた。「今日は、風もなくあたたかいねー」と言ったら、「暖かいねー」元気に返事が帰ってきた。

その前を、小学校の低学年の女の子が二人でおしゃべりしながら、通って行った。見るとかばんを背負っていたので学校帰りだった様子である。「お帰り」と声を掛けたら、「ただいまーー」と返事がかえってきた。

地域のコミニケーションはなかなか取れなのは、問題の一つになているようだが、こんな何でもないところに、コミケーションの原点があるのかなぁーと思った。「一声運動」なんて難しく考えなくても、当然のことのように映った。

もう30年前のことであるが、日向ぼこと言うと、近くに籠屋さんが日当たりの良い作業場で作る籠がなぜか印象がある。前掛けの竹屑が一杯つけて、両足を器用にに使った籠は芸術品だ。作業場で昼寝をしている猫が居眠りをしている風景である。

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